Riot.jsで簡単Webアプリ開発
Riot.jsはJavascriptの軽量UIライブラリです。「シンプル」「簡単」「わかりやすい」を追求して作られたRiot.jsはフロントエンド開発ツールの難しさ・複雑さに対する「革命(Riot)」です。
本書ではRiot.jsの基礎はもちろん、TODOアプリの作成や、APIを利用したアプリの開発、SPAでのCMS開発などのサンプル事例を通して、Riot.jsの使い方を学べる1冊です。
■「序文」より抜粋
Riot.jsは、とてもシンプルかつ軽量なコンポーネント指向のUIライブラリです。
現代ではJavaScriptのフレームワーク・ライブラリは数多く公開されており、Webアプリケーションの作り方もだいぶ変化してきました。現代のデファクトスタンダードな考え方、設計思考が「コンポーネント指向」です。この手法で開発するフレームワーク・ライブラリも数多く存在します。
「基礎学習は終えたので、次は何かしらのフレームワーク・ライブラリを利用してWebアプリケーションを開発してみたい!」「でも、どれを使えばいい?」「どれがオススメ?」「軽くググるとVue.js、React、Angular、Nuxt.js、Next.jsなどがあるけど、結局、どれがいいの?」「どれだったら早く身に付けられそう?」などなど、多くの疑問が生まれてくると思います。
その回答として、筆者はRiot.jsをオススメしていきたいと思い、筆を執った次第です。本書はそのRiot.jsについて、手を動かしつつ学んで行くことを目的としています。
■こんな方におすすめ
・JavaScriptフレームワークに初めて触れてみる方
・あまりJavaScriptでの開発に詳しくないデザイナーさん
・HTML、CSSは書けるがSPA開発は初めての方
・どのフレームワーク・ライブラリを使うか悩まれている方
・小さなWebアプリケーションをサクッと作りたい方
目次
CHAPTER 01 Riot.jsについて知ろう
CHAPTER 02 Riot.jsの基礎
CHAPTER 03 はじめてのRiot.jsでのアプリケーション開発
CHAPTER 04 Giphy APIを利用したアプリケーション
CHAPTER 05 Riot.jsでのスタイリング
CHAPTER 06 CMSの開発
APPENDIX 今後の開発に向けて
著者紹介
桑原 聖仁(くわはら・きよひと)
東京の大学院修士課程修了後、株式会社エスキュービズムに入社。以降、ECサイト新規構築・保守業務に携わり、プロジェクトマネージャーの経験も積む。その後、レプラホーン株式会社に転職。Webアプリケーション開発に従事した後、現在の株式会社ゆめみに転職。Node.jsでAPIの開発、フロントエンドチームのリードエンジニア経験を経て、株式会社ゆめみの取締役に就任。さまざまなエンジニア勉強会で登壇。
他、Riot.jsコラボレーター、Riot.js Japan User Groupオーガナイザー。
担当編集者から
著者が本書で書いているように、Riot.jsはJavaScriptフレームワークの入門として最適です。本書は、Riot.jsを利用したアプリ開発を通じて、フロントエンジニアとして必要な基本も学べる内容になっています。