目にやさしい大活字 SUPERサイエンス 身近に潜む食卓の危険物
【本書は、B5判で文字が大きく読みやすい目にやさしい大活字版です。】
私たちの身近なところには、意外と知らないさまざまな危険物が潜んでいます。毎日の食卓も自分自身が注意しなければ決して安全ではないのです。本書では、山菜やキノコ、フグなど毒をもつ動植物や細菌性・ウイルス性の食中毒から、食品添加物、農薬、食器、調理器具、遺伝子組み換え作物など食べ物に関連した危険物を幅広く解説した1冊です。
目次
●Chapter.1 毒と危険物
●Chapter.2 危険な植物
●Chapter.3 危険なキノコ
●Chapter.4 危険な魚介類
●Chapter.5 危険な病原菌
●Chapter.6 危険な食品添加物
●Chapter.7 危険な農薬・公害物質
●Chapter.8 危険な食器・調理器具
●Chapter.9 危険な現代科学操作
著者紹介
●齋藤 勝裕(さいとう・かつひろ)
名古屋工業大学名誉教授、愛知学院大学客員教授。大学に入学以来50年、化学一筋できた超まじめ人間。専門は有機化学から物理化学にわたり、研究テーマは「有機不安定中間体」、「環状付加反応」、「有機光化学」、「有機金属化合物」、「有機電気化学」、「超分子化学」、「有機超伝導体」、「有機半導体」、「有機EL」、「有機色素増感太陽電池」と、気は多い。執筆暦はここ十数年と日は浅いが、出版点数は150冊以上と月刊誌状態である。量子化学から生命化学まで、化学の全領域にわたる。
担当編集者から
春先の山菜取りや秋のキノコ狩りなど安全だと思って取ってきて食べたのに、実は毒草や毒キノコを食べてしまった事件やノロウイルスなどバイキンに汚染された集団食中毒のニュースが毎年あります。本書は家庭の食卓に並ぶ可能性のあるさまざまな危険物を紹介しているので、知識として知っているだけでも防止に役立つ1冊です。(西方)