目にやさしい大活字 IT素人を説得する技術〜相手を説得し納得させるエバンジェライズ(伝道)の極意
【本書は、B5判で文字が大きくて読みやすい目にやさしい大活字版です。】
本書はIT素人とのやり取りに苦労している方に向け、自分の身を守る「理論武装」を各自で行えるよう、著者が経験したサポート業務や、私生活での相談対応時のノウハウをまとめたものです。
本書の前半(第1章から第4章)では問題の整理を行っています。「彼らと付き合うと大変なのはなぜ」?を紐解き理解することで、あなた自身の心構えも変わり、その後の実践集へと、スムーズに入ることができます。メンタル面も含めての、武装前の下準備といったところです。
第5章から第9章が実践編となります。コミュニケーションの基礎である、「聞く」「教える」「断る」、「説得する」という状況ごとの理論武装と、IT素人が絡むビジネスシーンでの危険回避の方法について、ご紹介します。
本書は次のような方を対象としています。
・パソコン、スマホに関しての基礎知識がある
・ある程度のトラブルは、ネット検索を駆使して解決することができる
・私生活、または職場でのIT関連の相談対応でストレスを抱えている
・人間関係を大切にしたい
目次
第1章 彼らとの付き合いはなぜ大変か
第2章 問題の背景にあるものは
第3章 視点が変わるとストレスは減る
第4章 効果的な理論武装のために
第5章 聞く
第6章 教える
第7章 断る
第8章 説得する
第9章 危険信号を事前に察知せよ!
著者紹介
黒音こなみ(くろね・こなみ)
SE。ソフトウェア開発と兼任で、カスタマーサポートと情報システム部門に従事。社内外で IT関連の問い合わせに対応してきた。
2019年には、サークル『SCHEMANEKO(すきまねこ)』を設立。
本書の原作である『対・ITオンチ理論武装』の他、『ラノベでわかる情報セキュリティ』『Officeはそうやって使うもんじゃねえからっ!?』といった、一風変わった技術同人書籍を制作している。
担当編集者から
ITに詳しくない人からのIT関連の問い合わせでストレスが溜まっている、疲れている人に読んでもらいたい1冊です。どのように対応していけばいいか、著者のノウハウを大公開していますので、ぜひ、お読みください。(吉成)