HOME > 書籍紹介 > サイエンス >  書籍詳細

SUPERサイエンス 世界の先端を行く江戸時代のSDGs

SDGs(持続可能な開発目標)は、言うのは簡単でも実現するのは困難な遠大な目標ですが、日本には約260年間続いたエコな社会「江戸時代」という良いお手本があります。本書では、江戸時代の自然や動植物を利用したエネルギー事情の他に現代にも活かされている金継ぎや紙のリサイクル技術、食品保存方法、自然保護の活動、教育・医療制度など江戸のサステナブルな生活から学ぶSDGsの知識をわかりやすく解説します。

 

商品名:
SUPERサイエンス 世界の先端を行く江戸時代のSDGsNEW!

 

価格:2,230円+税
ISBNコード:978-4-86354-473-4
本のサイズ:四六判/ソフトカバー
著者:齋藤勝裕

目次

●Chapter.1 SDGsと江戸時代のエネルギー
●Chapter.2 江戸時代の再利用の技術
●Chapter.3 倹約の精神
●Chapter.4 江戸時代の時代背景
●Chapter.5 江戸時代の気候
●Chapter.6 自然保護の活動
●Chapter.7 江戸時代の公共福祉

著者紹介

名古屋工業大学名誉教授、愛知学院大学客員教授。大学に入学以来50年、化学一筋できた超まじめ人間。専門は有機化学から物理化学にわたり、研究テーマは「有機不安定中間体」、「環状付加反応」、「有機光化学」、「有機金属化合物」、「有機電気化学」、「超分子化学」、「有機超伝導体」、「有機半導体」、「有機EL」、「有機色素増感太陽電池」と、気は多い。執筆暦はここ十数年と日は浅いが、出版点数は150冊以上と月刊誌状態である。量子化学から生命化学まで、化学の全領域にわたる。

担当編集者から

江戸時代は約260年間続いたエコな社会でした。作物を作るのも、商品を製造するのも、すべて人間が自らの力を使って行っていましたので、現代の社会に比べて圧倒的に地球の環境に優しいSDGsの掲げている持続可能な社会だったといえるでしょう。そんな今、SDGsの光で照らした江戸時代が注目されています。現代社会にも活用できるヒントを江戸時代から学んでみてはいかがでしょうか。