小さな会社の実務 採用業務のすべてがわかる本
会社が「人を雇う」ときには、想像している以上にいろいろな知識が必要になります。これは雇用にあたって常に法律を意識しなければならないことや、新たに労務管理の仕組みを整える必要があることなどが、その理由です。
本書は、初めて人を採用するときに必要となる法律の知識やさまざまな手続き、効果的な面接の方法、採用後の事務手続きなどをわかりやすく1冊にまとめています。CD-ROMには雇用契約書をはじめとする書類のひな形を収録。すぐに実際の採用業務に活かすことができます。
目次
●第1章 人材募集をする前に
●第2章 求人から採用までの手続きとコツ
●第3章 入社時に必要な諸手続と書類
●第4章 給与の決定方法と計算
●第5章 入社後の事務処理
著者紹介
●林 憲生(はやし のりお)
社会保険労務士。1966年生まれ。埼玉県出身。早稲田大学法学部卒業。大手電機メーカー勤務後、平成7年に林社会保険労務士事務所を開設。以来ベンチャー、外資系など中小?中堅企業の労務管理相談業務を行う。
担当編集者から
「人を雇う」ことは、自分の会社の命運を左右することもあれば、相手の人生も左右しかねない、非常に重く、重大なことでもあります。本書では「はじめて人を雇うときに読む本」を目指して林先生にご執筆をお願いしました。単純に採用業務のマニュアルだけでなく、「人を雇うとどのくらいのコストがかかるのか」「正社員、パート、契約社員のうち、自分の会社にふさわしい雇用体系はどれか」など、人を雇うときにあらかじめ考えておかねばならないことに多くのページを割いています。(三浦 聡)