データを「見える化」する Excelグラフ大事典
人間の脳は、大量の文字や数字を1つ1つ読むよりも、それらの情報をビジュアル化したグラフやチャート、イラストなどを見る方が、より短時間に多く情報を理解できるという特徴があります。上司や得意先の忙しいキーパーソンを説得するようなときこそ、数字や文字の羅列を見せるだけより、グラフの持つ訴求力を最大限に利用すべきなのです。本書では、ほとんどの職場に普及しているExcelを利用し、データを視覚的に「見える化」するグラフの作成方法を徹底的に解説します。また、Excelグラフの操作技術については、今まで解決が困難だった問題や作成方法がなかったグラフの作成についての解説をしています。
目次
●CHAPTER-1 見えるグラフを作成するための基礎知識
●CHAPTER-2 グラフを自在にデザインする技
●CHAPTER-3 大小比較を表現するグラフを作成する技
●CHAPTER-4 推移を表現するグラフを作成する技
●CHAPTER-5 内訳を表現するグラフを作成する技
●CHAPTER-6 分布を表現するグラフを作成する技
著者紹介
●寺田 裕司(てらだ ゆうじ)
専門学校に教師として10年間勤務した後、より多くの人にパソコンの活用法を紹介するためにライターに転身する。IT化によって経営や業務の効率を向上させるのが目標。静岡市在住。
担当編集者から
これまでもExcelのグラフを扱った書籍はありましたが、主に基本機能や見栄えについての解説が中心で、グラフを作成する際の考え方や、高度な操作方法についての解説は皆無でした。そこで、本書では、相手に伝えるために最適なグラフを選ぶ方法など、目的のグラフを作成するということに重点をおいて解説しています。また、これまでは、作成方法がないと思われていたグラフの作成方法や、作成するのに面倒なグラフを一発で作成するためのマクロも解説していますので、プレゼンテーションやレポートが多いビジネスパーソンにはお勧めの1冊です。(吉成 明久)