めざせ!仕事のプロ デキる人ほどやっている報・連・相のコツ
おそらくほとんどの人が社会人になって最初のころに「報連相」を教えられるはずですが、この報連相がうまくできない人は少なからずいます。そのため、仕事がうまく行かないだけでなく、人間関係で悩んでしまう人も多いようです。
しかし、「報連相」がきちんとできるだけで、仕事をスムーズに進めることができ、人間関係にまつわる問題のほとんどが解消されます。
そこで、本書では、主に入社3年目までの社員を対象に、「報連相」の基本から「デキる人」と言われるための「報連相」のテクニックまでを、現場管理職の「こういう報連相をしてほしい」というナマの声をもとに、わかりやすく解説しています。
目次
●第1章 「報連相」の基礎知識
●第2章 「報連相」は基本が大切
●第3章 デキる人と言われるための「報連相」
●第4章 「報連相」のスキルアップに必要なこと
●第5章 一歩先に行く「報連相」の技術
●第6章 現場管理職はこんな「報連相」を待っている!
●第7章 「報連相」をうまく活用した事例
●付 録 報告・連絡・相談レベル表
著者紹介
●高橋 宗照(たかはし むねてる)
ベンチャーマネジメント代表。中間法人EKA代表社員。株式会社コラボ・ジャパン監査役。経済産業省推奨資格 ITコーディネータを取得。1987年西南学院大学卒業後、経営コンサルティング会社に入社。1994年中小企業に特化した経営コンサルティングを行うためにベンチャーマネジメントを設立し、現在に至る。研修・指導を行ってきた中小企業は300社を超える。1966年生まれ。株式会社タカハシ&パートナーズ代表取締役。中央大学卒業後、大手ハウスメーカーに営業職として入社し、20代後半に営業所長代理を歴任。常に営業チームをトップランクに導き、多数の営業表彰を獲得。その後、中堅マンションデベロッパー会社に転職。事業計画の策定から販売計画の立案・実践までを経験した後、株式会社船井総合研究所に入社。理屈だけではなく実践問題解決型の自らも売れる異色コンサルタントとして活躍。2002年、コンピテンシーや行動心理学を軸とした独自のビジネスモデルを展開できる有限会社タカハシパートナーズコンサルティングを設立(2006年、株式会社タカハシ&パートナーズへ組織変更、現在に至る)。主に営業力強化やヒューマンスキル&コンセプチャルスキル向上を中心とした画期的な人財の能力診断ツールからコンサルティングや研修を行い、「クライアントのパワー(人財)にもっとも適し、かつ、もっとも効果的なIntelligenceを提案する」ことを企業ミッションとしている。主な著書に「はじめての起業成功ガイド」(中経出版)、「最後に勝つ営業交渉術」(PHP研究所)、「売れるツボ売れないドツボ?営業マン勘違い50の法則」(徳間書店)がある。
担当編集者から
本書の「はじめに」には、報連相がうまくできているかどうかのチェックがあります。本書にも書いてありますが、多くの企業・組織では、「報連相」の基本しか教えてもらえません。新社会人から3年目に限らず、もし、企業・組織内でうまくいっていないという方で、残念ながら「はじめに」のチェックに当てはまってしまった方には、本書は非常に役に立つと思いますので、是非、手に取っていただければと思います。(吉成 明久)