Inside of iPhone 〜3DCGでよくわかる! iPhoneの中身とその仕組み〜
本書では、1台のiPhone 4Sを実際に分解することにより、通常は見ることができないiPhoneの内部を3DCGで再現し、実際の写真やイラストを交え、各パーツについて詳細に解説しています。一般には公表されてない部分が多いiPhoneですが、実際に分解することでわかった、物作りの常識の枠を超えたiPhoneの製造方法なども紹介しています。ロジックボードの構成やフレーム部の作り方、各種センサーやタッチパネル、カメラ・スピーカー・バイブレーター・バッテリーなどの構造や仕組みをわかりやすく解説しています。
目次
●iPhoneの分解イラストと各部の名称
●01 外装デザイン
●02 フロントパネルアセンブリー
●03 リアパネルアセンブリー
●04 フレームアセンブリー
●05 ロジックボード
●06 無線通信システム
●07 センサー
●08 リアカメラモジュール
●09 フロントカメラモジュール
●10 スピーカー
●11 バイブレーター
●12 バッテリー
著者紹介
プロダクトデザイナー兼イラストレーター兼テクニカルライター。8ビットパソコンの時代から25年以上にわたってパソコン誌で執筆。プログラミングの入門記事や、周辺機器のテストレポート、ハードウエアの技術解説を得意としてきた。現在の主業はプラスチック製品のデザインと設計。iPhoneの周辺機器も手がけている。
主な著書に「見てわかるパソコン解体新書」(ソフトバンクパブリッシング)、「3DCGでよくわかるパソコン解体全書」(高陵社書店)がある。
担当編集者から
何と言っても本書の見所は精巧な3DCGです。著者自らが実際にiPhoneを分解し、それをもとにモデリングしています。著者曰く「物作りの常識の枠を超えた作り方になっている」というiPhoneの中身を本書でぜひ、ご覧ください。(吉成 明久)