人の心を動かすリーダーの超チューニング力
あなたの職場で思い通りに動かない・受け取らない問題社員の指導に頭を悩ませていませんか? 部下一人ひとりの性格・レベル・資質を見極めないで会社・上司の一方的な「思い」「期待」だけで一律に行う指導は得てして不発に終わることがあります。本書は、そういう「問題社員」「かなり個性的社員」「アウトロー社員」の指導に苦慮しているマネジメント職の方を対象に、行動心理学に基づいた観点で部下のタイプ別に指導の考え方・接し方・導き方をアドバイスする1冊です。
目次
●第1章 人の心を動かすチューニング力を磨く
●第2章 チューニング力不足が生み出す問題社員
●第3章 チューニング力の基となる「人格適応論」
●第4章 マネジメントチューニング力を磨く
●第5章 モチベーションチューニング力を磨く
●第6章 仕事と能力チューニング力を磨く
●第7章 もっと深くチューニング力を応用しよう
著者紹介
●小林 英二(こばやし・えいじ)
ベンチャーマネジメント代表。一般法人EKA代表社員。株式会社コラボ・ジャパン監査役。経済産業省推奨資格 ITコーディネータを取得。1987年西南学院大学卒業後、経営コンサルティング会社に入社。1994年中小企業に特化した経営コンサルティングを行うためにベンチャーマネジメントを設立し、現在に至る。研修・指導を行ってきた中小企業は300社を超える。著書に『めざせ!仕事のプロ モチベーションが上がるワクワク仕事術』『仕事がつまらない君へ』『ワクワク仕事チームを生み出す上司力』(共にC&R研究所)がある。
●倉成 央(くらなり・ひろし)
株式会社メンタルサポート研究所代表。桜美林大学大学院博士課程卒、博士(学術)、臨床心理士、九州女子大学非常勤講師、放送大学非常勤講師、NPOカウンセリングジャパン理事長 社団法人メンタルヘルス協会理事。カウンセラーとして、自身でカウンセリングを行う傍ら、カウンセリングの普及およびカウンセラーの育成にも力を入れている。短期間で問題解決を志向するカウンセリングは高い評価を得ており、カウンセリングは常に半年待ちの状態である。企業においてはメンタルヘルスの研修やコンサルティングも手掛けている。著書は、『いじめで受ける心の傷とその対応法~その時大人はどうするのか~』(チーム医療)、『あなたの身近な人が新型うつかなと思ったとき読む本』(すばる舎)、『うつにならない言葉の使い方』(ダイヤモンド社)、『努力がすぐに結果になるたった1つのルール』(大和出版)、他多数。
担当編集者から
本書は、部下の個性を矯正するマネジメントから、部下の性格によってマネジメントを変える「チューニング力」を身に付けるための方法をわかりやすく解説しています。メインテーマであるチューニング力は、部下の教育や指導に活用する以外にも、お客様や家族、友人など、人の心を動かす場面に役に立つ方法です。ぜひ、本書を読んでコミュニケーション能力を磨き、円滑な人間関係を築いていきましょう。(西方洋一)