目にやさしい大活字 マンガでわかる ランチェスター戦略
【本書は、B5判の文字が大きくて読みやすい、目にやさしい大活字版です。】
販売戦略の王道ともいえるランチェスター戦略には、「弱者の戦略」と「強者の戦略」があり、特に中小企業に絶大な支持を得ているのが、2位以下の企業が勝つための「弱者の戦略」です。本書は、メーカー・卸・飲食店・販売店などを例に、マンガと図解入り解説で「弱者の戦略」をわかりやすく説明しています(強者の戦略は付録で解説)。ランチェスター戦略の入り口として、とてもわかりやすい内容です。
目次
●第1章 弱者の基本は差別化戦略
●第2章 局地戦で有利な状況を作り出せ
●第3章 一騎打ちでライバルに勝て
●第4章 接近戦で距離を縮めろ
●第5章 一点集中でナンバーワンを狙え
●第6章 陽動作戦で手の内を隠せ
●第7章 弱者・弱点を優先して攻撃せよ
●付録 強者の戦略について
著者紹介
●矢野 新一(やの しんいち)
昭和24年東京生まれ。昭和46年専修大学を卒業(経営学・コンピュター専攻)。卒業後、市場調査機関(株)マーケティングセンターに入社。その後、(株)ランチェスターシステムズに入社。ランチェスター戦略の教祖故田岡信夫氏の右腕として、企業の戦略導入に東奔西走、豊富な実務経験を活かし、独自の販売戦略を開発、数多くの企業を短期間に地域ナンバー1とする。田岡信夫死去後、昭和60年に(株)ランチェスター戦略研究所を設立し、平成2年12月に(株)ナンバーワン戦略研究所を設立、現在に至る。ランチェスター戦略理論を企業の戦略ベースに応用した実績は大きく、販売戦略、エリアマーケティング等の実践的な指導で定評がある。著書は「ローラー作戦 地域No.1戦略」(ビジネス社)、「戦略の心得」((株)ジェイック)など47冊。地方広告会社のコンソーシアム「メイシス」の広告審査委員も務める。主な指導会社は、大中小あわせて数百社、しかもメーカー・問屋・小売業・サービス業・不動産業・住宅建設業・選挙参謀など、あらゆる業種業態に精通、No.1販売戦略の威力を実証している。また、県民性研究の第一人者であり、県民性に関する著作は19冊にのぼる。
担当編集者から
ランチェスター戦略の基本をマンガを主体に説明しています。シリアスだけどオチもある、楽しめるマンガに仕上がっています。さまざまな業種が登場しますので、応用のイメージがつかみやすいのではないでしょうか。解説ページも、イラストがたくさん使われており、堅苦しくない造りになっています。