基礎から学ぶ Metal iOS 16 及び Xcode 14 対応

本資料について

「基礎から学ぶ Metal」で解説しているサンプルコードや内容について、iOS 16とXcode 14に対応するための補足情報をまとめました。

動作確認環境

以下の環境で動作確認を行いました。

CHAPTER 01

特になし

CHAPTER 02

P.28, 手順(3)

Xcode 14では「Life Cycle」は表示されなくなりました。Xcode 14以降では「Interface」にSwiftUIを選択すると、「Life Cycle」に「SwiftUI App」を選択した状態になります。

以下の場所も同様です。

P.40, ライブプレビューで実行する, 手順(2)

Xcode 14ではプレビューが表示されていないときは「Preview paused」と表示されます。再読み込みボタンが右側に表示されるので、再読み込みボタンをクリックします。エラーになってしまった場合は、プロジェクトをビルドして、ビルドエラーになった場所を修正後、再度、再読み込みボタンをクリックすると表示されます。

P.41, 手順(3)

Xcode 14ではデフォルト状態がライブプレビューになっており、ライブプレビューボタンのクリックは不要になりました。

CHAPTER 03

P.65, プロジェクトを作成する, プロジェクトのオプションの表

P.28, 手順(3)と同様です。

CHAPTER 04

P.94, 手順(3)

macOS Ventura 13では「配置」ボタンをクリックしてください。

P.99, 機能セットとバージョン判定

機能セットはiOS 16でDeprecated(廃止予定・非推奨)に指定されました。iOS 16以降は機能セットではなくGPUファミリーを使って判定してください。

CHAPTER 05

P.123, 手順(2)

Xcode 14ではボタンのアイコンがMetalのロゴ(アルファベットの"M"を変形したような形)に変更されています。

また、クリックするとポップアップウインドウが表示され、更に「Capture」ボタンを押す手順に変更されました。

P.129, 手順(2)

Xcode 14では「Inspect Pixels」ボタンがなくなりました。調べたい場所をクリックし、ズームボタンをクリックするか、表示倍率を任意に変更し、各ピクセルが大きく表示されるように表示倍率を広げます。次にゆっくりとカーソルを動かすと、RGB値がポップアップ表示されます。

P.131, 手順(2)

Xcode 14ではクリック後、ポップアップ表示されたウインドウで「Scope」から「Command Queue」を選択し、「Capture」ボタンをクリックします。

P.131, 手順(3)

Xcode 14ではポップアップウインドウ内の「Capture」ボタンが「Abort」に変わり待機状態になります。プロジェクトウインドウ上部のメッセージエリアの表示はありません。

P.132, 手順(5)

Xcode 14では表示されません。

P.132, 手順(6)

Xcode 14では自動的に停止します。

P.133

Xcode 14では、フレームを移動するスライダーはなくなりました。

CHAPTER 06

特になし

以上