書籍と連動するWeb情報サービスコーナー
このページは、「はじめて使う 弥生会計17」の読者のためのページです。書籍や著者の紹介の他に、付録に掲載した練習問題の解答データのダウンロードサービスなどの特典を用意しています。
■ 練習問題の解答データをダウンロードするには
巻末付録に用意してある練習問題の解答・解説データ(PDF形式の解説ファイルと弥生会計17のファイル形式)は、著者である株式会社スリーエス ソリューション事業部の専用ページから入手することができます。
■ 弥生株式会社のサポート情報を入手するには
弥生会計のメーカーである、弥生株式会社の「弥生サポート・サービス」のページにジャンプします。
■ 「弥生会計17体験版」を入手するには
「弥生会計17体験版」は、次のボタンをクリックし、弥生株式会社のHPからダウンロードをすることができます。体験版を導入する前には、必ず本書の『第2章 「弥生会計17」をパソコンで使う準備をしよう』をよくお読みになってから行ってください。
■ 著者からのメッセージ
本書を執筆した嶋田知子さん(株式会社スリーエス ソリューション事業部主任)からのメッセージです。
「はじめて使う 弥生会計」は08バージョンから発売となり、今年の17バージョンで10冊目となります。
私がはじめて弥生会計に触れたのは15年以上前になりますが、その当時はまだ、よく「手書きはやめて会計ソフトを導入してみませんか?」とお客様にお勧めしていた気がします。今は「手書き処理から会計ソフトの利用へ」という波は、もう一巡した感があります。最近の傾向として、ソフトを持たずにインターネット上のシステムを利用する「クラウド」サービスがどんどん進歩して「ソフトを買ってインストール」するよりも、ソフトを買わずに「インターネット経由で利用料を払って使う」形態がずいぶん増えてきています。また、金融(ファイナンス)とテクノロジー(IT)を融合させた新しい「Fintech(フィンテック)」技術や、取り込んだ仕訳から勘定科目等を判断する「AI(人工知能)」技術など、新しい技術やサービスが急速に進んできています。
弥生会計でも、オンライン版の発売に加え、インターンネットバンキングのデータやスキャナーで取り込んだ画像データなどを自動で仕訳に変換する「スマート取引取込」機能が拡充され、フィンテックやAIの技術を取り入れています。そのうち、会計ソフトへのデータ入力は人の手を介さずに、どんどん自動化される方向になるのかもしれませんね。
ただ、そうなったとしてもやはり最後にチェックするのは人の「アナログの目」でもあります。本書では、初めて弥生会計をお使いいただく方が、弥生会計の操作方法だけでなく実務面でもご参考にしていただけるように、随所に税理士のアドバイスを織り交ぜております。効率的な会計処理のお役にたてるとうれしく思います。